るるるんのオタ活と日常

アニメ/ゲーム/バーチャルYouTuber/声優が好き。書きたいことを書くだけの迷走しているブログです。

熊本県 産山村の「うさぎ追い」の批判から思った、何でも伝統と言うのは間違っていると。

どうも、るるるんです。

最近、Twitterにて「うさぎ追い」がトレンド入りしていたようです。

 

2023年2月13日に公開された、産山村のうさぎ追いの記事です。

www.ubuyama-v.jp

YouTubeにて検索すると、報道の映像や過去の参加者の動画が観られます。

 

簡単に内容を説明すると、大勢で大声で野ウサギを追いかけ回して、罠の方に追い追い込む。捕まえたら逃がす。(ウサギの扱いが雑な持ち方の画像が拡散される。)

このことに関して批判が殺到した。

「うさぎの骨は弱いのにこんな扱いでは怪我してしまう。」

「うさぎを驚かしてストレスを与えてる。虐待だ。」

「うさぎが怖がっていて、可哀想。」

などなど…。

 

 

「うさぎ追い」の歴史は古く、昭和20年代中頃には学校行事として定着していたとされています。冬山を駆け回って学校に戻り、用意されていた鶏ご飯を食べるのを子供たちが楽しみとした恒例行事でした。1996年以降は学校行事から産山村が主催する冬の観光イベントへと代わり、広く村内外に参加者を呼びかけてこれまで開催しています。(上の記事より引用)

どの記事にもこれ以上の事は書いていない。短い紹介しかない。

そのくせ、伝統を守りたいなど言っている。この伝統で何を伝えたいのか分からないし、意味も分からない。

 

野ウサギの生体や捕獲方法を学ぶ目的なら、もっと講義みたいにすればいい。実演だってしなくても再現ではダメなのか?

うさぎを追いかける楽しいイベントのような扱いをするのは批判されて当然だ。野ウサギへの敬意も感じない、時代に合わないイベントだから。

ネットの記事の紹介の感じだと、一般の参加者は自然との触れ合い感覚だ。その子供は「うさぎさん、かわいい〜」なんて状態。それなら、動物園とか牧場とか動物に触れ合える他の場所で良いだろう。

 

該当する記事↓

www.sankei.com

 

2月16日に産山村は、寄せられた意見について「今回いただいた御意見を踏まえて、本行事の在り方について協議を重ねてまいります。」とホームページに掲載した。

伝統を伝えるのは良いが、歴史ある伝統と言えば何でも当時を再現すれば良いってものでも無い。当時の当たり前は、現代の価値観では違う。観光目的で人を呼び込もうとアピールする前に考えて欲しい。

 

来年の動向も確認するよ。

 

追記(2023/02/24)

来年度の開催の中止が発表されました。

www.ubuyama-v.jp

 

おわり